ヘルスキーピング部ではAIGグループ社員のリフレッシュを目的としたマッサージを行っています。現在、私を含め視覚障害を持つスタッフ3人で施術を担当していますが、一人ひとり見え方が違うため、お互いのやり方を尊重しながら仕事を進めています。マッサージルームの利用は管理システムによる予約制となっており、パソコンでカルテの確認をしたうえで40分間の施術に入ります。利用する方の多くは、病気にはなっていないけれども身体の調子が少し悪い、東洋医学でいう未病の段階です。病気にならないためには、この段階で体のケアをすることが大切であり、私たちの仕事が社員の方々の健康維持に少しでも役立てば嬉しく思います。

適切でない施術は逆に身体を痛めたりすることもありますので、何よりも安全と安心を第一に考えています。そのためには人体を熟知していなければならず、学生時代に苦労して学んだ解剖学等の知識が役立っています。そして、一人ひとりに合った雰囲気、方法、力加減を心がけ、筋の状態を感じながら丁寧な施術を心がけています。ここで行うマッサージは、治療ではなくリフレッシュが目的ですが、治療対象となる疾患にも気づけるように、普段から幅広い知識を得るよう心がけています。日々の症状を軽くしていただけるような健康のためのアドバイスもできるように、勉強中です。

現在、経絡による鍼治療を学んでいます。これは、自分の持つ治癒力を高めることで、健康な体を作っていこうとする方法です。ヘルスキーピング部では、いまのところ鍼治療は導入していませんが、内臓の働きや気血の循環をみる経絡の知識は、マッサージにも大いに役立ちます。また学生時代は栄養学を学びましたので、栄養学的な見地も併せ、社員の方々の体や心の不調を軽くできるようにしたいです。

※記事内容及び社員の所属は取材当時のものです。