創業者C.V.スター:「人」を重んじる創造的開拓精神の人

AIGの礎を築いた創業者コーネリアス・バンダー・スター。AIGのすべては彼の「起業家」としてのチャレンジからはじまりました。10代でアイスクリーム店を起業、このスモールビジネスは成功を収め最終的には売却益を得ました。その後、東洋に憧れて横浜へ。更に1919年秋、27歳の頃に上海に赴き、アメリカン・アジアティック・アンダーライターズ(AAU)を設立。このAAUが後に世界最大級の保険グループAIGとなったのです。

AAU創業から間もなく、スターは、当時の西欧の保険会社がどこも手をつけなかった「現地の中国人向けの生命保険の販売」にも着手。創造的開拓の精神を発揮し、更に事業を拡大していきました。

また、スターは創業当初から、国籍、人種に関わらず、人間の内側にある「開拓者」としての精神に目を向けていました。それは当時から、現地の中国人スタッフを公平に評価し、有能な社員を重役に任命していたことにも示されています。また、戦争や政情の混乱の際にはスタッフやその家族を窮地から救うなど人道的支援を差し伸べたほか、大勢の前途有望な若者たちが大学教育を受けられるように援助してきました。