アメリカンホームで、傷害・火災・自動車保険金サービス部に勤務しています。私が担当しているのは傷害保険にご加入いただいている個人のお客さまです。例えば、ご契約者さまにおケガやご不幸があった時、ご本人やご親族の方からの連絡を受け、必要書類の手配や保険金支払いの手続きなどを行います。お客さまと直接お話しすることも多いため、言葉遣いに配慮するのは当然ですが、より重要なのはお客さまの気持ちに寄り添うことだと思っています。保険という商品は、生活や人生に関わる切実なものです。私たちにとっては数万件のなかの一つであっても、お客さまには「万一のため」と思われていたその「一つ」なのです。だからこそ、ご満足いただけるようお客さま一人ひとりに真摯に向き合うよう心がけています。

入社間もない頃、代理店への出向研修を受けました。営業同行では1日15キロ以上歩いて1件も話を聞いてもらえないこともありました。しかし、だからこそ初めて成約に立ち会った時の喜びはひとしおでしたし、1件の契約の重さを実感しました。こうしたAIG代理店の方々の活動と、その先にいらっしゃるお客さまの生活やお気持ちを間近で感じ、学べたことは私の大きな強みだと感じています。忙しさに流され、仕事をルーチン化してしまいそうなとき、私は1件の保険契約に込められた願いや思いの重さを思い浮かべます。そして、その願いや思いに誠実に応えることこそが私に課された使命だと考えています。

傷害・火災・自動車保険金サービス部は、お客さまが保険という形のない商品を、価値のある商品として感じることのできる機会に携わる部署です。責任感を持って取り組める素晴らしい職場だと感じていますので、まずはこの部署で経験を重ね、知見を広めていきたいと思っています。また、私はAIGの多様性を認め合い、働きやすい環境を実現しようという企業文化に惹かれて入社しましたので、さらによりよい企業文化の発展に貢献していきたいです。そのためチェンジ・エージェントと呼ばれる社内コミュニティ活動を通して、部署の壁を越えた交流企画などを開催しています。トップダウンではなくボトムアップの提案で会社が取り組んでいる「The Best Place to Work」を実現することが私の大きな目標です。

※記事内容及び社員の所属は取材当時のものです。