私が所属するサービスセンターでは、自動車保険に加入されているお客さまが事故に遭われた際の示談交渉、保険金の決定、お支払い等をサポートしています。常に心がけているのは、お客さまの話に耳を傾け、できるだけ希望に沿えるよう、方針を一緒に考えることです。特に車同士の事案やおけがをされた方がいらっしゃる場合には、弊社のお客さまと相手さまの主張が異なるなど、難しいケースも多々ありますが、弁護士や医療の専門家とも相談しながら適切でご納得いただける解決を目指します。地震や台風などの大規模災害が起きた際は、部署を越えて対応にあたります。災害に遭われたお客さまの不安をどう安心に変えていくか、どうすれば日常をいち早く取り戻していただけるか。災害時は特に保険が必要とされるので、私たちの使命を果たすため、スタッフ全員が奮い立ちます。
大学時代に所属していたゼミのルール「Initiativeであること」を今もモットーにしています。たとえば経験のない難しい事案だと感じても、必ずチャレンジします。やってみて困難にぶつかることもあります。しかし、どうすればうまくいくかを考えるなかで、新しいアイデアが浮かぶこともあります。また、上司や同僚、専門家からのアドバイスに助けられ、知見も広がります。これまでを振り返ると、自分一人の力で課題を解決するのではなく、周りを巻き込み、力を借りることで道を切り開きながら成長してきたように思います。上司も、私がまわりの人とどう関わって仕事をし、成長しているかを見守ってくれていると感じています。
保険業界では対人賠償対応など難しい折衝が求められる事案は、男性が担当するケースが多く見られましたが、AIGではそうした事案にも女性が活躍しており、私もその一員として活動しています。外資系保険会社ならではの、在日外国人の方に向けた保険対応の機会もあります。新しいことへの挑戦は、自分の成長を強く感じられ、大きなモチベーションになっています。ダイバーシティを推進しているAIGでは、部門や役職を越えて様々な人とつながりを持つことができ、それが挑戦と成長を後押ししてくれています。今後は、新しいチャレンジで培ったスキルや知識を後輩の育成に活かしていきたいと思っています。
※記事内容及び社員の所属は取材当時のものです。