コンピューターや、スマートフォン、そのほかオンラインの世界にあまり慣れていない方に役立つ、いくつかのヒントをご紹介します。

テクノロジーに詳しい、信頼できる「パートナー」を見つけるのは大きな助けになります。テクノロジー関連の疑問について相談できそうな家族や友人に連絡できないか考えてみてください。自分の直感も信じましょう。何かおかしいと感じる時、多くの場合その直感は当たっています。

AIGでは、テクノロジー関連の疑問に対して必要なツールやリソースを従業員に提供できるよう、セキュリティの専門家が取り組んでいます。

電話での詐欺

  • 知らない相手からの電話には注意してください。
  • 知らない相手が機密性の高い個人情報を明かすようしつこく言ってきたり、脅かされていると感じたりしたら、すぐに電話を切ってください。
  • 企業や組織の名前を悪用した詐欺の電話ではないかと思ったら、その企業や組織の信頼できる電話番号にかけ直してみてください。例えば保険会社を名乗る人から電話がかかってきて、何かおかしいと思った時は、電話を切り、その保険会社の公式ウェブサイトにあるカスタマーサービスの電話番号にかけてください。
  • 知らない相手が電話でコンピューターへのリモートアクセスを要求してきた場合、絶対に許可してはいけません。
  • 税務当局が電話で支払いを要求することはほぼありません。例えば、日本では国税庁が納税者に電話で振込み関連の連絡を取ることはありません。

パスワード

  • 文で構成されるパスワードを設定してください。例えば、「I ran a relay race」という文は「IranaRelay9race」に変えることができます。文は、長いほうが良いでしょう。パスワードには数字と記号の両方、またはいずれかを必ず含めてください。
  • 多くのウェブサイトでは、パスワードを忘れた時のためのセキュリティ質問(秘密の質問)を設定するよう指示されます。質問に対する回答は覚えやすいものにすべきですが、必ずしも事実である必要はありません。例えば、最初に買った車の車種は何かという質問に、ほんとうは買いたかった車種を入力するなどです。
  • パスワードに、公開されている情報を使用することは避けてください。例えば、自宅住所をパスワードにすることはやめましょう。

医療に関する情報

  • 信頼できる医療に関する情報は、ドメインが「.go.jp」のサイトから入手してください。かかりつけの医師や医療機関から信頼できるサイトを紹介してもらいましょう。

全般

  • 企業やその他の組織が、クレジットカード番号やマイナンバーなどの個人情報の提供を、電子メールで要求することはまずありません。情報の更新が必要な場合は、信頼できる電話番号かウェブサイトを使用してください。
  • 知らない相手や企業が電子メールで個人情報を求めてきた場合、添付ファイルを開いたり、リンクを開く、メールに返信することは避けてください。
  • コンピューターウイルスやスパイウェアの対策ソフトウェアをインストールして、定期的にアップデートを実行してください。これらのソフトウェアは、ソフトウェア企業のウェブサイトやオフィス用品店を通じて購入することができ、コンピューターにある情報の保護に効果的です。
  • 「無料」のプレゼントや賞品には要注意です。ウソみたいなおいしい話は、おそらくウソです。
  • ソーシャルメディアのサイトでは、知り合いだけを追加することが重要です。知らない人を追加すると、個人情報が犯罪に悪用される可能性があります。
  • 銀行の口座番号やマイナンバー、生年月日などの個人情報を知らない相手に伝えたり、サイトで公表してはいけません。またソーシャルメディアで生年月日を公開することも避けましょう。

オンラインバンキングおよびショッピング

  • 公共図書館のパソコンのような、誰でも使える公共のコンピューターで銀行の個人口座にアクセスすることは避けてください。
  • オンラインで支払や寄付を行う時は、電子メールのリンクをクリックしたり、コピー&ペーストしたりせず、必ずウェブサイトのURLをブラウザに入力してください。