要求の背景には目的がある。
相手を想い、察し、代案を示す。
私にとって、とくに印象に残っていることが、とある団体開発の案件です。担当エリアの市内にある公立学校の生徒を対象とした傷害保険を他社からAIGに切り替えるプロジェクトでした。与えられたミッションは、切り替えにあたって発生する問題点や課題を洗い出し、加入者の負担を最小限に抑えること。ただ、お客さまからの要望には「他社との契約書をそのまま引き継げないか」といった実現不可能なものも含まれました。そこで、私が取った行動は、ただ「できません」と断るのではなく、加入者の負担を軽減する、契約を継続していただくという目的に沿った代案を提示することでした。AIGと代理店が協働して、1万5千戸以上の保険加入者にご案内の封書をお送りするなど、私たちにできることをしっかりと果たすことで、お客さまにご満足いただくことができたのです。
同案件はAIGが直接、お客さまと交渉する案件でしたが、大事にすべきことはふだんの仕事と何ら変わるものではありません。常に相手のことを考える。要求を満たすために、自らのアイデアを発信する。これまでのキャリアを通じて得られた成長に、大きな手応えを感じることができました。